朝日新聞の北海道内版で「ポンペ物語―アイヌ民族の戦後史」という連載が掲載されている。5回連載ということで、本日はその4回目である。 連載が始まったとき、なぜ今この「物語」なのか、どういう連載になるのか?と不思議に思ったが、内容的には徐々に面白くなってきた。しかし、「アイヌ民族の戦後史」と副題がついているものの、3⃣と4⃣は「結城庄司物語」の感がしなくもない。 あと1回でどう結ばれるのかに興味をもって楽しみに待とうと思うが、第4回左上の「先住権」の解説は、相変わらず不十分なだけでなく、上保晃平記者は、そこに書かれていることの意味合いと記事本文の用語との間に矛盾を感じていないのだろうか。それから、…