往復割引だけでは終わらない国鉄時代からの制度や切符の最終姿を想定してみました JR6社の、2026年3月からの往復・連続乗車券廃止、往復割引廃止が大きな話題になっています。 これまでにも、新幹線から在来線特急乗り継ぎの割引廃止や、青春18きっぷ「改悪」などの国鉄時代からの制度見直しの経緯から、往復割引にも手が付けられたかという印象です。 往復割引の措置は、飛行機への対抗の意味もあったはずですが、現在ではそこまでの配慮は不要であり、東京-新大阪の乗車を、東京-西明石の往復割引切符で乗車されるのは本来の趣旨ではない、本末転倒という見識が強くなってきたのも一因かと感じます。 筆者は、今回の往復割引で…