九州・四国・中国地方が梅雨入りしました🌂 ずいぶん早いです。これは近畿も遠からず・・・ 「ローマ人の物語Ⅲ 勝者の混迷」(塩野七生 著)を読みました。 「ローマ人の物語」シリーズ3巻め。 共和制ローマがポエニ戦役後に地中海世界の覇権国家となった B.C.146年以降のローマ内の内乱 (それを塩野氏は“勝者の混迷”とあらわした)を描いている。 今回の表紙は、主な登場人物(グラックス兄弟、マリウス、スッラ、 ポンペイウス)の誰でもない“無名の若者の像”(カピトリーノ 美術館蔵)。 塩野氏は 意志は強固でもそれは育ちの良い品性に裏打ちされ、口許に 漂う官能的な感じは、この若者が冷血漢ではまったくなか…