初めに、主体(=中心)は客体(=対象)に働きかけて、客体は主体に働きかけられます。 ここで誤解されやすいのは「主体=主観(性)」「客体=客観(性)」という関係(式)です。 ここから、その誤解を解いていきます。 ここで改めて、「主観(性)」とは、一方が他方(≒モノ自体)から何らかの刺激や感覚を受け取ること。あるいは一方の受け取る刺激や感覚そのものといえます。これは単一の事実関係であり、これは単方向です。 上に対する「客観(性)」とは、相互の関係(性)、たとえば「見る側」と「見られる側」の複数の事実関係であり、これは双方向です。 したがって、客観(性)とは主観(性)の「スーパーセット」であり、これ…