一 出発点とすべき現実の隠蔽 革命家たらんとする者は、世界を変革するために、おのれのおいてある物質的現実を出発点として考察する。ところが、われわれが出発点とすべき現実を自分自身と下部組織成員からおおい隠すことをおのれの使命としているのが、デマ宣伝「第7回」の筆者・前原茂雄なのである。 彼がこの雑文においておおい隠すことを意図した現実とは何か。それは、JR戦線の革マル派組織が総体として、革マル派中央指導部のもとにある革マル派組織そのものから離反し離脱した、という事態である。 私がこのことを明らかにし、われわれの考察の出発点としたことをもって、前原茂雄は、私にたいして「反革命=権力の走狗」とか「国…