ここに訳出する「奇妙な抽象」("Eccentric Abstraction" , Lucy R. Lippard , Changing : essays in Art Criticism, 1971, printed in U.S.A.所収)は、このブログのテーマの一つ、ルイーズ・ブルジョワのルーツを探るもっとも初期の論文です。以前から気になっていて、ブログ主の知る限り邦訳もなさそうなので、ここにその全訳を掲載します。ブログ主は現代彫刻の専門家ではありません。思い違いや不適当な訳文もまぎれ込んでいる可能性大です。明らかな誤りについてはコメントをお待ちしています。なお、数カ所(××)または(=×…