また1冊、人生やり直し小説を読みました。 マット・ヘイクの『ミッドナイト・ライブラリー』 冒頭にこうあります。 「生と死の狭間には図書館があるのです。 この図書館の書架には涯(はて)がありません。 そしてここにあるどの本もが、 あるいはあなたが生きていたかもしれない人生へと誘ってくれる。 もしもあの時違う決断をしていたら物事はどれほど違っていたか。 それを教えてくれるのです― もし後悔をやりなおせるとしたら、やっぱり違う選択をしてもたいかしら」 後悔だらけの人生に疲れて自殺を決意したノーラは、気が付くと図書館にいました。 時間の進まない図書館で、これまでの人生で後悔したことがすべて載っていると…