ディフェンス (河出文庫 ナ 2-5) 作者:ウラジーミル・ナボコフ 河出書房新社 Amazon ナボコフの第3長編(ロシア語時代) 2022/7/30〜9/28水 7/30 ずっと前からナボコフの著作のなかで特に読みたいと思っていた本作がこのたび文庫化されたので即購入し、『夕暮れに夜明けの歌を』でロシア文学の機運が高まっているのもあり、読み始めた。 第1章 文章が装飾的で流麗で、これぞおブンガクって感じ。集中しないと振り落とされてしまうのでピンチョンの作品を読んでるときみたいな意識でいかないと。(というか、ピンチョンの数多くの文体模倣のモデルの一つがナボコフなのか?) 第2章 8/19 金3…