一条真也です。今日は、クリスマス・イブですね。『書き換えられた聖書』バート・D・アーマン著、松田和也訳(ちくま学芸文庫)を読みました。わたしが執筆準備中の『聖典論』のための参考文献です。著者は、1955年生まれ。カンザス州に育ち、ホイートン大学を卒業後、プリンストン大学神学校でMM.div.およびPh.D.を取得する。新約聖書学、初期キリスト教史を専門とし、多数の著作がある。現在はノース・キャロライナ大学チャペルヒル校教授。 本書の帯 本書の帯には「誤謬と改竄の歴史」と大書され、「聖典は、なぜ、いかにして書き換えられてきたか――その歴史をたどり、失われた原書の姿に肉薄する」とあります。 カバー…