大人になる前にあきらめることを覚えるなんて、正しいはずがない。(本文より) 入試頻出作家の本日発売された新作だわ。 トラブル当事者になってしまった少女が 理不尽なルールの存在を初めて意識して 校則の見直しに向け動き始めるんだな~。 中学生達が校則をめぐってああでもない こうでもないと意見を出し合ったりする。 で、先生に考えをぶつけてみたりもする。 さらに知恵をしぼって驚きの行動にでる。 こんなの問題文に使われないわけがない。 著者の本の中では素材文適性がMAXだ。 作問の際は生徒を抑えつけようと必死な 生活指導の先生がちょっと邪魔だけどな。 しっかし、こんな学びの多い作品は稀だ。 9章に至って…