短命だった布施新地の今 布施新地は近鉄布施駅から歩いてすぐの場所にあった赤線地帯。 昭和26年から表向きは花街として生まれ、売春防止法が施行となった昭和33年に消えていった短命の遊里として知られている。 現在も居酒屋やスナックなどが軒を連ねる歓楽街として残っているものの、どこか寂れた雰囲気がある。 さっそくカフェーちっくな物件と出会う。 一応は芸妓のいる花街として成立した背景もあり、料亭風の建物もあった。 表側は和風建築であったが、横を見ると和洋折衷。 その向かい側も趣のある建物。 少し離れた場所にあった関連していそうな物件。唐突に現れる石畳に花街の余韻を感じる。 これだけ残っていたら及第点以…