1994年にファミリーソフトから発売された格闘ゲームシリーズ。FM-TOWNS版とX68000版が発売された。
登場人物が女の子だけという、いかにもパソコンのマイナーな作品であることを臭わせるものであったが、隠れた人気を呼んだ。
そして1996年、プレイステーションに移植された本作は、一気に知名度がアップ。技と技とがぶつかり合うと相殺されるシステムや、手軽にコンボが入る爽快さが格闘ゲーマーの心を掴み、女性キャラばかりのギャル格闘ゲームでありながら、対戦格闘マニアの一部で熱狂的なファンを生んだ。
シリーズ化は更に進み、システムを大幅に見直し新キャラクターを導入した作品がセガサターンでも発売されたが、現在は1999年にWindows95用に開発された『あすか120%リターン』が最後の作品となっている。
ちなみに、キャラクターを模したフィギュアが数体発売されている。
今でも、この作品で対戦を行っているユーザーは多いらしい。プレイステーション版とセガサターン版は、メーカーが生産を打ち切ったせいか、中古ショップで見かけると結構高額な値段で売られていることもあるという。
イラストは七瀬葵、石田敦子など著名イラストレーターが描いている。
現在はX68000版が「プロジェクトEGG」で公開されている。