三重県志摩地方の志摩市阿児町安乗沖で捕れる「天然のとらふぐ」をブランド化したもの。「志摩の国漁業協同組合に水揚げされる、遠州灘から伊勢湾、熊野灘で漁獲された体重700グラム以上の天然とらふぐ」であることが条件。
底延縄という漁法で捕獲され、乱獲を防ぐために漁期は毎年10月1日から翌年の2月末日まで。その間、身の引き締まったとらふぐが安乗漁港に水揚げされる。
捕獲された「あのりふぐ」は、関西方面や「ふぐの本場」下関にまで出荷されているほど質が良く、味も絶品。
志摩地方では、この「あのりふぐ」を使ったコースメニューを売りにした宿泊施設が多く、伊勢海老、アワビに続く、新たな観光の目玉として、注目を浴びている。