令和3年7月15日 <7月15日> 「出社の方が」減るテレワーク。12日に4度目の緊急事態宣言が出た東京。感染拡大を防ぐため、政府はテレワーク(在宅勤務)を勧め、出勤者の7割削減を掲げる。しかし、都心では宣言後も通勤ラッシュが見られ、昨年4~5月の最初の宣言で急速に広がったテレワークはむしろ、徐々に後退しているようだ。 NIRA総合研究開発機構と慶応大学による調査でも、首都圏(1都3県)でテレワークをしている人の割合は、昨年4~5月の38%をピークに翌6月には29%に下がり、その後は3割未満で推移。全国的にみれば、割合はさらに低く、昨年6月以降は 16~17%にとどまる。(朝日新聞7月16日)…