新井素子の長編第一作。集英社文庫コバルトシリーズ初登場作でもある。 石神井公園にUFOが落ちるのを目撃した主人公とその仲間達が、宇宙戦争に介入して活躍するSFコメディ。
いつか猫になる日まで―SFコメディ (集英社文庫―コバルトシリーズ 75A)
いつか猫になる日まで
いつか猫になる日まで (コバルト文庫)
いつか猫になる日まで―ダイジェスト版 (集英社カセット 3 COBALT-SERIES)
いつか猫になる日まで 新井素子あらすじを簡単に言うと、「石神井公園にUFOが落ちてくる話」です。新井素子さんが練馬区大好きなのは有名だと思いますけど、この小説も、石神井公園や上石神井のようなローカルな地名がたくさんでてきます。さらに「小茂根」のような、もっとローカルな地名もでてきます。SFなのに。※小茂根は板橋区ですけど石神井川に隣接しています。石神井川の近くに住んでいて、石神井公園の高校に通学していた10代女子にしか書けない地域密着型の小説ですね。作者の人が後から読み返したら若気の至りにように思えて恥ずかしい部分もあるのかもしれません。それでも何度も出版社を変えながら再版されているということ…