熊野詣 熊野御幸した回数の多い上皇は? 後白河上皇 熊野三山と京都三熊野 熊野詣 熊野詣は、和歌山県田辺市にある熊野本宮大社と新宮市にある熊野速玉大社、那智勝浦町の熊野那智大社の熊野三山に詣でること。苦しい道中を経て、詣でることで、前世の罪を浄め、現世の縁を結び、来世を救済することができるとされ。「熊野は蘇りの地」とされた。熊野の神は、神道でも仏教でもない、第三の宗教のような存在であるようだ。「浄不浄を問わず、貴賤かかわらず、男女をとわず」受け入れてくれる。熊野詣は、上皇などの貴族から武家そして庶民にも広がり「蟻の熊野詣」と言われるほど、熊野詣は広まった。自分の布教活動に不安を抱いた時宗の開祖…