いらない授業 炭水化物制限をしていればどれだけ食べてもいいだろうと思ったのが間違いだった。 こんもりとした麻婆春雨を見て僕は思うのだった。 せめてもの言い訳のために筋肉トレーニングを続けているのだが、そのときにワイドショーを流して聞き耳を立てている。 するとあるコメンテーターが「水泳の授業はいらない」という発言をされた。 「あぁ確かに水泳嫌だったなぁ〜」と僕は思うのだった。 何しろ沈む速度では東南アジアでもトップクラスを誇る僕である。 水泳が楽しいはずがない。 ちなみに僕は直進する速度は学校でもトップクラスであったので、水泳の才能がないわけではない。 ただ哀しいかな、息継ぎができないという弱点…