// 1200。 このエリアにある石像の数だ。無数の仏像が立ち並ぶスポットは国内にはそこそこあるが、さすがに1200体は聞いたことがない。 ましてやそのスポットを作り上げたのは一個人だというから常軌を逸していると感じた。 そのスポット名は、「ふれあい石像の里」と「おおざわの石仏の森」。その2つは800mほどしか離れておらず、車を使えば一瞬での移動距離だ。 そして富山県内ではちょっと名の知れた珍スポットだそうだ。 行かねばならぬ。 その情熱の源泉はいったいどこなのか、確かねばならぬ。 朝日に照らされた美しい紅葉を見ながら山間部を走っていたのだが、ふれあい石像の里が近づくと途端にドンヨリしてきた。…