2月に、イラン発の平和を考える絵本を刊行します。 戦火のもと、慣れ親しんだ家を追われ逃避行の旅にでた幼い兄と妹。お兄ちゃんが語る「ぼうけんか」のおはなしは、ときにふくれっつらしたり、泣きべそをかく妹を励まし続けます。想像すること、未来に希望を持ち続けること、その大切さを教えてくれる作品です。 作者の方々から日本の読者の皆さんへのメッセージを預かりましたので、ご紹介します。 あらすじ わたしとおにいちゃんは、戦火をのがれて「ぼうけん」の旅にでた。「本にはね、どんな風や雨のなかでも、ぼうけんかはあるきつづけます、ってかいてあるよ」。ぼうしと1冊の本を手に、おさない兄妹は破壊された家から、「ぼうけん…