浅草にある浅間神社の祭日の別称。
もともとは富士山の山開きに由来する祭りであったが、他に類を見ない大きな植木市が開かれることから「お富士さんの植木市」の名で呼ばれるようになった。
浅間神社のある浅草警察署向かいから少し離れた、言問通り、一葉・小松橋通り、富士通り、千束通りに囲まれた広い区域内が通行止めになり、植木や駄菓子などを売る露天商で一杯になる。
もともと,旧暦の6月1日を中心として行われていた祭りであったが、暦の変化に伴って、新暦の6月と旧暦の6月頃に対応した月遅れの7月の両方に催されるように変化し、さらに1日を中心として行われていたものが現在の土日に行われる形式に変化していった。