雑然 目を覚ます。 寝坊した。 起き上がり見渡す部屋の中は、これ以上無い程の雑然状態! 焦る私。 隣の奥さんは、既に庭に出て草取りをしている。 暖かそうな陽射しが注いでいて、改めてこんな時間まで寝ていた自分を省みる。 とりあえず洗濯機を回そう。 粉石鹸をすくうスプンすらなく、指を突っ込み洗剤をすくう。 湿気っぽい粉石鹸が、爪の中にまで食い込んで気持ち悪い。 目を覚ます。 ああ夢か。 外は明るく、普段よりは寝坊したのだな。 6時過ぎ。 夢の中よりは、かなりとましな部屋の中ではありますが、あっちもこっちも中途半端。 そこここの雑然が目に入ります。 今年のお正月… 「大掃除しよう!」 と意気込む次男…