「お騒がせしてすみません。こちらは 廃品回収業ですーー。」 廃品収集者の声が聞こえました。 もしや、あの正直そうな回収屋さん だなと記憶がよみがえりました。あけだるそうなゆっくりとし拡声器 の声。ある日突然、その姿をみせなく なっていました。窓から のぞくと、確かに見慣れた車です。 車体には 〇〇商店と書いてある見慣れた文字。確かに テレビを廃品で出だした車だ、 引き取り確かタダだったな、 古い壊れたコンポも廃品で出したなおもいだしました。ゴルフバック、ピアノなども 出しました。一週間に一度はこの声をきいて いました。それを境にプッツリ以来音信なし だったから、余り縁がないにだけれども、 久し…