お茶の先生の娘さんはとても勉強ができ、 地域で一番の進学校の高校に合格しました。 しかも、その高校に行くにはほとんどの方が塾に通うのに、 娘さんは頑固に塾には行かず、自学で合格を掴んだそうです。 「すごく優秀ですね」と伝えると、先生は 「本当はね、塾に行って欲しかったのよ。」と言ったのです。 その言葉に私は驚いてしまいました。 塾に行かずに自分で勉強して合格したことに対しては 娘の努力を認めるけれど、親としては安心したかった。 塾の授業料は、親にとっては安心料なのよとのことなんです。 この視点は私にとって、とても驚きでした。 授業料というのは、授業を受けることに対する対価であり、 成績が上がる…