もういつだったかなんて忘れてしまった。 そんな昔の話。 「確かに恋だった」。 恋人からひどい振られ方をした。 そんなとき、慰めてくれたあなたに惹かれてしまった。 でもあなたは好きになってはいけない人だった。 どうして好きになってしまったんだろう。 「君をずっと大切にする」 なんて甘い言葉を信じた私は馬鹿だったのだ。 あの人に騙されているなんて思わなかった。 既婚者で、子供もいるなんて。 私はもう恋愛なんてできない。 でもあれは最初で最後の恋だった。 確かに恋だったのだ。 お題はこちらから。 確かに恋だった[お題配布サイト] ランキング参加中【公式】2024年開設ブログ ランキング参加中小説 n…