経緯 「不等配遊星歯車のモデル化」では、Fusion360の「モーションスタディ」を使って、ピニオンの位置決めを行いました。この方法だと、ピニオンの回転角を計算することなく配置できるところがメリットです。ここでは、モーションスタディを使わないオーソドックスな遊星配置と位相合わせの方法を紹介します。筆者の別HP記事「かみ合い位相の合わせ方」もご覧ください。 準備 リングギヤ、サンギヤ、ピニオン1個のモデルを準備します。 入力諸元 igears2を使う場合の入力諸元は、タミヤの遊星モデル を使う場合 リングギヤ歯数48 サンギヤ歯数16 ピニオン歯数16 ピニオン個数1 モジュール0.5 圧力角2…