遅くなってすみません。僕が選評を書くのが遅かったせいで遅れてしまいました。アットマーク以下は各応募者のTwitterアカウントです。 【最優秀賞】 神様が帰ったあとのガラス戸が少し開いてる、甘いんだよな(須藤摂 @_sudO_Osamu_) この一首が、今回応募された作品のなかでもっとも印象に残った。得体のしれない青春性を感じた、といえばいいだろうか。 友達と遊んだあとのような作中主体のテンションと、じっさい書かれている「神様が自分のところに来て、帰っていった」という奇妙な場面設定のあいだのズレが、「甘いんだよな」という口調のもつ雰囲気を最大限に引き出している。「ガラス戸」という道具立ても、古…