タイトル通りがんサバイバーたちが働く事をテーマにしている本です。 がんにかかると体調を崩してしまったり休みが増えたりと苦労がどうしても増えるのですが、それでも働こうとする意識の高さが感じられました。 執筆者の罹患部位は複数あり。乳がん、子宮頸がん、神経芽細胞腫、子宮体がん、精巣腫瘍、直腸がん、悪性リンパ腫、急性リンパ性白血病、卵巣がん…等々。 たいていのがん患者さんは「家族に依存」「家族の支援」「家族からのお金の援助」などどこからともなくお金がやってくることが多いのですが、家族に頼らず「自分で」働くという人が多いのでぐっときました。(家族の支援がダメというわけではないのですが最近は病気になった…