しりとりをしよう。しりとり→りす→すずめ→めじろ…ときてロシヤと言ってしまうのは、どの世代までなのだろうか。もちろん、ロシヤの次は野蛮国→クロポトキンと続くのだが、これは「乃木さんのしりとり歌」と言って、日露戦争の直後あたりに長州(山口県)で流行ったものが全国へ広まった有名な歌らしい。それからは、親や祖父母が歌っているのを聞いていた子供が、親になって歌ったのをまたその子が聞いて…という感じで伝播しているようだ。私も聞き覚えがあるし、小さい頃に口ずさんでいた記憶もあるし、節やリズムも分かる。おそらく両親が歌っていたのを耳にして覚えていたのだろう。その両親はというと、それぞれの親または祖父母(私か…