正月も終わりですが、今年気になった紙垂の備忘録です。 紙垂(しで)とは、注連縄や玉串、祓串、御幣などにつけて垂らす、特殊な断ち方をして折った紙である。正月の飾りにはかかせない。神棚や玄関飾りにもつけられている。 今年、年寄りの家にあった神棚を我が家に移転したこともあり、初めて神棚用に小さなごぼう締めを購入した。すると一緒に同封されていた紙垂があまりみない形だったので気になった。 少し家の回りを歩いてみると、概ね2種類の紙垂が使われていることに気が付いた。 こちらはよくみる紙垂 そしてこちらが今回ごぼう締めについていたものと同じ形の紙垂だ。神社の鳥居にあった。ただ、これ以外は吉田流がつかわれてい…