自分が瀬戸に来た頃、職場の先輩から瀬戸のことを教えてもらった。 まず、ぞうきんだ。ぞうきんを食べるのだ。ホルモンでも自分の食生活の中には無かった。今はさすがにぞうきんと呼ぶ人はいないが、当時は当たり前に呼んでいた。見た目は古雑巾、ねずみ色した理由の分からない食べ物だ。 慣れるまでは時間がかかったが、モヤシと一緒に焼くか、単独で焼くか、はたまた生で酢味噌で食べるか。食べ方は色々あった。たぶん瀬戸に関係しないと分からない食べ物だ。センマイと言うと分かる人が増える。生センは、O-157だと思うが、生レバーが禁止となるとともに世の中から消え去った。 この時代、生ビールは大を注文。瀬戸人は焼肉は焼かなく…