古いママチャリで家を飛び出すのも、最高にバカバカしくて、わくわくする。(本文より) ちゅうでん児童文学賞の大賞受賞作品だ。 この賞の凄いところはハズレがないこと。 しかも、入試で出題される可能性も高い。 実際ここ数年は発売年度に多数出ている。 受賞で箔が付いた本は選び易いんだろう。 さて、今作は家にいづらい小6の少年が 図書館で出会ったいや~な小4に誘われ 無理めのチャリ旅に行くってストーリー。 先輩なのに頼りない主人公、最悪の相棒。 それがたび重なるトラブルを乗り越えて 風を切って進むなかで変わってくんだわ。 これを読むと何かに挑戦したい気持ちが ふつふつと湧いてくるんじゃねーかな? そんだ…