美しい夜空に浮かぶ月と、詩のように言葉がぽつり、ぽつりと夜空に浮かぶ。 雲の妖精さん!?と月が夜空に弾んでいる、走っている、幻想的な世界。 夜は暗いようで、よくよく見てみると、結構明るい。 月は自分の力で輝いているわけじゃないって言われても、 ピンと来ないぐらいに、強い光を放ってみえる。 広い夜空にぽーんと、弾んで、漂っているみたいに。 明日になるまでの短い時間だから、それまで一緒に遊ぼう。 はずんで、走って、浮いて、もっと自由に。 空がだんだん白んできた。 もう夜明けが近いみたい。 月の質感がまるで紙のようになってきた。 もうすぐ主役が交代するみたいに、ちょっと寂しい。 僕たちこのまま消えて…