先進国共通の悩みは、増え続ける社会保障費・軍事費と没落した中間層が求める減税の板挟みになった財政。2026年の予算は、この軋轢で容易に成立しない。10月から新年度が始まった米国では、1カ月以上の政府閉鎖期間を経てなんとかつなぎ予算だけは成立させた。その期限が今月末に迫っている。その間に議会は何をしていたのかというと、オバマケアの廃止に関する議論を戦わせていた。 トランプ「赤ちゃん」は、バイデンも嫌いだがオバマはもっと嫌い。彼らのやったことは全部踏みにじるスタンスで、意を汲んだ共和党議員はオバマケア撤廃を主張した。当然民主党議員は反対するが、ついに「刀折れ、矢尽き」廃止が決まった。今月から多くの…