栃木県を放送区域とする独立U局。
国内民放テレビ局としては、地上波アナログテレビ局として最後に開局した独立U局。
栃木県におけるテレビ開局の動きは意外と古く、当時の郵政省から1970年頃に栃木民放テレビ・31chが既に周波数割り当てがあったものの、東京広域局のエリアゆえか免許申請の一本化調整が長年まとまらなかった。
その後全国各地に県域テレビがあるのに、栃木には地域メディアにテレビがないという機運が1990年代に入り高まり、県が中心になって急速に一本化調整がまとまり1997年に会社設立。開局当初は群馬テレビやテレビ埼玉の技術協力も得ていた。
放送内容は朝のワイド番組や広報番組、旅紀行や音楽番組など自主制作率が意外と高い。
スポーツ関連は高校野球・サッカー・ラグビー等の県予選中継、宇都宮競輪中継、また地元にツインリンクもてぎがある関連でフォーミュラ・ニッポン(独自でキャンペーン番組等を製作)やバイクレース関連番組、同じく地元のアイスホッケー・日光・神戸アイスバックス戦中継(sky・Aとの共同制作)など多数あるが、プロ野球中継はなぜか年数回程度でもある。
意外にマニアックな番組を早くネットする放送局でもあり、いまや有名番組ではありますが当時北海道では絶大な人気ではあったものの、全国的には知名度がなかった「どうでしょうリターンズ」をいち早くネット放送をしたり、(1999年10月ネット放送開始)またtvkテレビの「Billboard Top 40」や「saku saku」も放送。
アニメ放送は群馬テレビと同様新作はほとんどなかった。*1再放送に関しては地上波としては異例の充実ぶり。かつてお盆スペシャルと題して「ガンバの冒険」を3日間で全話放送という、キー局では本来あり得ない事も実際に放送した。但し、2011年の春以降は新作・準新作アニメの放送もいくぶん改善されている。
公式HPでのアニメやドラマの解説は、再放送番組とは思えないほど詳細に掲載されているところもマニアックである。
2005年11月25日地上デジタル放送予備免許交付にともない、同日より試験サービス放送を開始。同年12月1日正午より宇都宮親局のみ出力10wにて、正式に放送が始まった。
*1:2009年以前では「ヤミと帽子と本の旅人」「おくさまは女子高生」「RAY THE ANIMATION」「Funny Pets Plus」などだった。