最先端のAIDS治療をおこなっているアメリカで描かれた絵本です。 表紙は子供らしい良い絵が並んでいて患者が描いた本とはわからないくらいです。 HIVとともに生きている子供たちが描いた絵や言葉を集めています。 子供ならではの正直な気持ちを書いているので病気の残酷さがわかります。 親や兄弟と同時に感染している子供もいていたたまれない… ある子供の文章に 「新しいともだちがなかなかつくれないのは、たいせつな人がいなくなるのがいやだから。」 というのがあるのですが12歳の子供がこんなことを考えるなんて! ドラッグによる母子感染の子供の文章も心に刺さりました。 6歳なのに「わたしも、てんごくでしあわせに…