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とも座

(サイエンス)
ともざ

[英] Puppis
とも座は、南天の星座の1つで、トレミーの48星座のひとつであったアルゴ座の一部分をなす。なお、「とも(艫)」とは船尾のこと。
冬から春先の夜、地平線に低くかかる巨大なアルゴ船の船尾を描きだした星座である。単独の星座として見るならば、おおいぬ座の全天体一明るい「シリウス」の東側、冬の淡い天の川が南の地平線へ流れ下るあたりに見える。なお、東北北部より北の地域ではこの星座を見ることはできない。
アルゴ座は昔からとも座りゅうこつ座ほ座ほばしら座に分けて見られるのが習慣となっていたが、アルゴ座を正式に4分割したフランスの天文学者ラカイユは、このうちの帆柱の部分をなくし、代わりに羅針盤の星座を割りこませ、現在のらしんばん座となった。もちろん、ギリシア時代から知られていたこの星座に羅針盤はなかったので、ラカイユが新設した星座である。

恒星

  • ζ星:ナオス、とも座で最も明るい恒星で、唯一の2等星
  • ρ星:トゥレイス
  • ξ星:アスミディスケ
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