一泊で母に会いに行ってきた。 日差したっぷりだった羽田から一転して、降り立った外は小雨が降り気温も低め。リムジンバスで市街地まで行き、母が喜びそうなものを物色しながらアーケードの商店街を歩いているとき、右手にこのメッセージが現れた。 花には散ったあとの悲しみは ないただ一途に咲いた喜びだけが残るのだ 真宗大谷派のお寺の入り口にかかれた坂村真民(さかむらしんみん)氏の詩だった。坂村真民記念館のWebサイトによると、一遍上人を敬愛し、午前零時に起床して夜明けに重信川のほとりで地球に祈りを捧げる生活した詩人だという。胸に沁み入った。 最近の母のお気に入りの和菓子~粒あんと黒糖風味の生地がしっとりとな…