今まで、自分のことしか考えてなかった。 受け取ることしか考えてなかった。 自分の人生をしっかり生きだしたら、時間が惜しくなり、人のためにも生きたくなった。 36才でやっと、親との残りの時間を大事にし、親孝行したいと心から思うようになった。 人生のつらいとき、猫に救われた。だからこの世から一匹でも不幸な猫を救いたい。 もう少しで今住んでいる地元から離れるだろう。 上京して戻って、離婚して戻っても、いつも何も言わず暖かく受け入れてくれた。 当たり前のようだけど、なんてありがたいことだろう。 甘えすぎてしまった。 早く地元からでたい、この町は好きではない。つらい思い出もたくさんある。 そう思っていた…