*久しぶりにカメ輔の登場です。 1月某日、主人と奥さんが外出中で、今、家にいるのは吾輩とカメ輔だけである。 吾輩は、隣の水槽にいるカメ輔に顎をカリカリと鳴らし、テレパシーを送ったりして、例のことについて聞いてみた。 カメ子:おい、カメ輔。主人のことを一体どう思っているのか? すると、カメ輔は、突拍子もない質問に目をクリクリさせ、驚いた様子だったが、思っていたとおり返事は何もなかった。 そこで、吾輩は意を決し、ずばり核心を突くことにした。 カメ子:もしかして、おまえは、主人のことが嫌いなのか? 水槽の上から主人が「カメ輔、カメ輔」と呼びかけても、お前は近づいて行かないし、先日行った公園で主人から…