何やら、嫁宛に届いたモノがあります。 冷蔵要です。 この重さと言い、匂いと言い、あれですがなぁ。 藤山寛美さんの『はなの六兵衛』でしょうね。 有馬家四十二万石の危機を救うハナ利き名人が、家代々の家宝三つ葉葵の白旗の紛失事件を解決するお芝居です。 荒唐無稽な話です。 とは言え、白塗りの殿様は、小島慶四郎さんですよ。 志村さんの白塗りのバカ殿の前は、この方が有名でしたからね。 家宝を見つけた褒美の品は、兼光の短刀です。 「そちの鼻は、刀の銘まで分かるか?」との殿様の問いに、「兼光(金光)か竹光かは、重さで分る」と言うオチでしたね。 松竹新喜劇の名作の芝居ですよね。 うーん、私は笑いばかりの吉本新喜…