明治時代以前は、双子が生まれた場合、どちらを長子とするかは決まっていませんでした。 地域の習慣で後から生まれた方を長子とすることもありました。 なぜなら「兄・姉ならば、先に母体に入ったので奥にいるはずであり、後から出てくるはず」、「弟・妹が兄・姉を守るため、露払いとして先に出てくるはず」などの考えが江戸時代から明治時代初期にあったからです。 しかし明治7(1874)年12月13日に「先に産まれたほうが兄・姉となる」という太政官布告が出されました。 150年前の今日です。 これを受け、12月13日は「双子の日」と制定されました。 現在は戸籍法により、出生届出・出生証明書に産まれた順で記載すること…