ふたつのサンドウィッチと、2人の少女のお話。 サルマとリリーは学校で一番の仲よし。2人は一枚の大きな紙に一緒に絵を描き、 ブランコをしたり、縄跳びをしたり、お昼ご飯もいつも一緒。 何をするにもいつも一緒。 でも二人が食べるものは少し違っていて、 お互いに変なの~、なんだかまずそう~とお互いに思っていました。 ある日、リリーはとうとう我慢ができなくなって、サルマのサンドウィッチを まずそうだわ!と言いました。 サルマはとても悲しくなり、怒りがこみ上げてきました。 大好きなママが笑顔で一生懸命つくってくれたサンドウィッチを否定されたと感じたから。 そしてサルマもリリーのサンドウィッチを、気持ちがわ…