まじめ過ぎるチュー助の顔は、心配でたまらないという表情で、フクロウじいさんに言った。 「森のかわら版に、ちゃんと書いてあったからね。病人は寝てなくちゃいけないよ」 チュー助の声は、もはや心配を通り越して、まるで怒るような、責めるような調子だった。 「ええっ、森のかわら版にか? 知らなかった。わしが病人だったなんて。・・そういえば頭がボーとする。そうか、わし、病人だったのか」 「じいさんは、なんていったって森で一番の知恵者だからね。これからだって、いろいろ相談にのってもらわなくちゃいけない。そのためには、元気でいてもらわなくちゃ。だって、森のかわら版にそう書いてあるからね」 と、まじめ過ぎるチュ…