「また、必ず会おう」と誰もが言った。【電子書籍】[ 喜多川 泰 ]価格: 800 円楽天で詳細を見る 見栄っ張りで嘘つきな少年和也は何気についてしまった嘘をほんとにするため、東京ディズニーランドへの日帰りぼっち旅行を敢行する。 友人に自分を大人に見せようとかっこつけた嘘をつく発端や母親をごまかして旅費をせしめたりする、ちまちまとした嘘に笑える。そのバカさ加減がいかにも青春って感じ。 そう言えば私、親に嘘をついたことなかったなと思うと淋しい。 ディズニーランドで友達に見せるための「証拠」の写真を撮ったり、孤独を噛みしめたり、こんなアホな行動、惨めったらしさにも婆さんは青春を感じて羨ましいのである…