アメリカンフットボールや野球の選手がまぶしさを防ぐために目の下に黒いラインを塗ったり、黒いテープを貼ったりしているのを見かけます。アイブラックと呼ばれるのがこの黒いラインやテープです。 太陽光や夜の照明光が頬に反射して目に入るとボールが見えにくくなるので、アイブラックで反射光を減らすことにより、コントラス感度が上昇すると言われています。コントラスト感度とは、明るさの差を見分ける能力のことです。コントラス感度が上がればよりわずかな明暗の差を見分けることができます。すなわち、まぶしい太陽光や照明の下で、ボールが見やすくなる可能性があるということです。 頬で反射して目に入ってくる光は直接目に入ってく…