第14回小説現代長編新人賞を受賞した著者デビュー作。 ひょんなことから著者がスピッツファンだってことを知って読んでみました。晴れ、時々くらげを呼ぶ (講談社文庫)作者:鯨井 あめ講談社Amazon 高校2年生で図書委員の越前亨は、同じ図書委員の後輩の小崎優子の日課である屋上での雨乞いならぬ「くらげ乞い」に付き合わされていた。 ある事情から心を閉ざしている亨は彼女のくらげ乞いにも無関心だったが、ある日本当に町にくらげが降ってきて......。 好きか嫌いかで言えばもちろん好き!なんだけど、あまりにもピュアで眩しすぎて29歳の私はちょっと薄目でしか読めない感じもあり、登場人物たちと同じ高校生の頃に…