Kazuki氏の同人サークルStudio・Hommageが手掛ける『国シリーズ』に、今年の夏は耽溺した。こちらが悔しくなるくらい素晴らしい作品の連続だった。自分でもこういうものを書けたらなと思う物語を見事に言語化し、表現し、演出していた。日々の生活の中で自分の内奥にしまいこんでいた情動や生きることへの活力、創作意欲をもう一度呼び覚ましてくれた作品だった。ここ一か月ほど、ブログを定期的に更新しているのは、すべてこの『国シリーズ』をプレイしたことの恩恵である。僕はもう、Kazuki氏には感謝の念しかない。おもさげねっす。 本文を書くにあたっては思い入れがとてつもなく強い。集中して執筆するために、隣…