みどりいろのバスは、歳をとったバスで、1日の仕事は 毎日、1回だけ田舎みちを、しゅうてんまで 走っていきます。 もうそれ以上は働けないほど、くたびれていました。 ある日、バスの運転手と車掌さんが、みどりいろのバスを 森の中に捨ててしまい、バスはとても悲しそうでした。 しばらくすると、森の中に子どもが2人やってきて、 みどり色のバスを見つけて、これは素敵なおうちになりそうと、 2人はバスの窓にきれいなカーテンをつけたり、座席をベッドにつくりかえたり、 屋根にえんとつをつけて、ご飯をたべるテーブルを置き、 バスの中を色々と改造し始めました。 森の中での暮らし、バスの中での暮らしは なんと楽しいかっ…