『みんなあかちゃんだった』 鈴木まもる・作 赤ちゃんの誕生を楽しみにしている息子。 「ぼくがだっこしてあげるんだ!」 「ぼくのおもちゃ貸してあげるよ!」 「これが赤ちゃんのベッドだよ!」(←段ボール。) どうやら、楽しい妄想がどんどん膨らんでいるらしい。 可愛いなぁ、愛おしいなぁ、と、思う。と同時に、彼にとって、赤ちゃんって、本当に未知の存在なんだろうなぁ、と思う。 私があなたを産んだときだって、全てが未知の世界だったのだから、たった5歳のあなたにとって、赤ちゃんっていうのは、本当にわけのわからない、新生物なんだろう。 赤ちゃんがどんなものか、伝えられるような絵本は無いかなぁ…と思っていたら、…