木炭画のモノトーンの世界の中に、赤色と黄色のさし色がとても印象を残す絵本。 ある雪の日、おばあちゃんの家にケーキをひとりで届けに行くことになった女の子。 雪の上にある父の足跡を追って歩きますが、途中でこけてしまいケーキの箱がつぶれて しまいます。女の子は涙が出そうになりながら、足跡をたどっていくと、 そこには見たこともない大きな家にたどり着きました。 父の姿が見え、家の中に入っていくと、そこにはおめかしをした森の動物たちがいました。 どうやらお茶会のようです。ようこそと招き入れられた女の子は、 最初は緊張していましたが、森の動物たちが演奏する素敵な音楽と、 美味しいケーキやお茶を飲みながらお話…